ショパンの指遣い

今日レッスンをしていて改めてショパンの指遣いの素晴らしさを感じた。

メロディーを4と5の指を使って演奏させることはショパンの代名詞である。
ノクターンの2番の楽譜を見てもらうとわかるのだが、上から降りてくるところなど544や554など、一般的な奏法の人から見ると首をかしげる指遣いを指定している。

これは指を上げ下げして演奏する発想ではたどり着けない指遣いであり、以前の私なら迷わず他の指遣いを探したと思う。

彼の曲を弾いている時、何かうまくいかいことで頭を悩ませ、ふとショパンの指遣いを見ると、その美しさに鳥肌が立つことがある。

あまりにも芸術的な指遣いなのだ。

 

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“ショパンの指遣い” への1件の返信

  1. 今日はじめて黒木様のytとこちらのhpを拝見し、いろいろ勉強させていただいています。
    4と5を多用する指遣いのこと、本当に素晴らしいですよね(私はまだほとんどショパンの曲は弾けないレベルですが)

    黒木様のhpの内容が素晴らしいのと、いろいろ頷けるので、嬉しくなってしまいました。
    今後とも勉強させて下さい。

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