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頭の中の音符

演奏している時に何を考えているか。
そのことを小さい時期から教えることを私は徹底している。

よくあるのが、弾いている左右の手のどちらのかのメロディーを精一杯歌うために頭の中をそのメロディーで一杯にして演奏している姿である。
このような感覚で演奏していると、聴いている人には押し付けがましい音色も変わらないつまらない音楽に感じられる。感動の押し売りのような感覚に近い。

しかし日本ではそのような演奏を多く耳にする。

「歌う」と「聴く」という正しい感覚が日本には全く浸透していないと感じる。

音をよく聴くということは、どちらかを考えていてはダメなのだ。右を歌っている時には左手は全く聴けていない。

聴く感覚=頭の中で流れている音符の感覚は、教師自身が高度なレベルで演奏できていないと伝えることは不可能であろう。

音を聴いてというのは簡単である。聴く方法論を見つけて伝えなくてはいけない。

音を聴くということは、どこかに注目せずに全てを俯瞰している状態にしないといけない。
これを可能にするには根本的なタッチから見直さなくてはいけない。

意識を集中しなくても軽々とピアノを鳴らしきるテクニックを身につけることに全ての解決策がある。
テクニックは全てを解決するのだ。

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