ロシアピアニズム, ロシアンピアニズム

最近の私

久方にブログを書くと思うが、書かない理由があった。
ピアニズムを研究している上で定期的にやってくるテクニック改新があったからだ。

研究するということは今の自分を壊し続けていくのだが、私はそのことに非常な喜びを感じる。
壊し続けていく中で新しい発見があると、夢中になり友人や生徒にもそれを共有して意見を聞く。
今回は重さの使い分けと虫様筋の役割を見直す良い機会であった。
タッチがより鮮明になり、音は微妙な色彩を纏い出したと感じる。

私はテクニックを考える際、守るべき大きな軸を2つ置いている。

1つ目は耳の客観性であり、耳が客観性を失ってまで求めるタッチは存在しないと思っている。
ピアニズムの研究では耳がリラックスした状態を常に維持したままタッチを模索していく。

2つ目はピアノを打楽器として扱うことであり、ショパンとネイガウスが本に書いている通り、基本的には弾く前に鍵盤から指を離して演奏する。

以上の2つを軸にしており、ここには揺るぎない確信を持っている。

今回のテクニック改新では、重さと打鍵スピード、虫様筋と前腕屈筋の使い方が細かく分類され、小さい子供にも的確に指導できるようになったと感じる。特に重さの使い方を明確に3段階に分けられたのは大きな収穫である。

より簡潔に多くの人に伝えられるように、また日々のレッスンや演奏を通してロシアピアニズムについて考えていきたい。

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