ロシアピアニズム, 練習の仕方

練習時の注意点

皆さんピアノ練習の時には蓋や譜面台はどうされていますか?

蓋を閉めて譜面台を立てて練習されていませんか?

一般的な奏法の方はこの様に練習してもあまり違和感は感じないのですが、
ロシアピアニズムに一度でも触れると響きがこもってしまい、到底練習にならないといった感覚になります。

それには倍音が関係しており、蓋を閉めて譜面台を立ててしまうと倍音は消えてしまい、基音しか響きません。
倍音で音楽を作っている方からすると、音色の変化をつけようにも材料がないのです。

ピアノの蓋は、部屋が狭くても半開ではなく全開がお勧めです。そして譜面台も倒してください。

譜面台に関しては、起こしたままと倒して演奏した時の音の違いをご自身で比べてみると良いです。
全く違いますので、驚くかと思いますよ。

もちろんロシアピアニズムが定着し、楽器と響きのことを熟知したなら蓋を閉めた状態でも練習はできます。
しかしそこの域に到達するには数年はかかると思います。

ホールで響き渡る音というのは、蓋を閉めて譜面台を立てると、実は柔らかく少しモコモコした様な音質なのです。
その判断ができずに、蓋を閉めて譜面台を立てた状態でガリガリ鳴らして練習していると、ホールでは全く響かない硬い音になってしまうわけです。

是非、ピアノを解放して響きを全身に感じて練習してみてくださいね。

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